リトル・バイ・リトル

0歳の女の子を育てながら暮らしています

陽性反応

真ん中にクッキリと表れたピンクの線。
ハッキリと「陽性反応」だと分かった。

 

本当に妊娠していたら、どうしよう。7ヶ月後には結婚式なのに。
検査する前はそんな風に思っていたけれど、あのピンクの真っ直ぐな線を見た瞬間「ヤッタ!」と思わず声に出していた。

妊娠しているかも?!と期待をして、していなかった時に落胆したくなくて、自然と自分の気持ちをセーブしていたのかもしれない。

 

夫に「陽性反応」が現れた検査薬の写真をスマホでメールする。
すぐに電話が掛かってきて、「ドラッグストアの検査薬でしょ?明日すぐに病院に行こう!」と言ってくれた。

話し声は落ち着いていて、「嬉しい!」や「よくヤッタ!」などの言葉はなかったけれど、喜んでいるんだな、というのは電話越しの空気でとてもよく分かった。

 

後々聞いたことだけれど、病院の情報じゃないからあまり喜びすぎると、もし妊娠してなかったり、残念な方向に進んでいたら辛いでしょ、と。

何だか似た者同士の夫婦だな、と思った。